SEMOパスウェイ/奨学金

サウスイースト・ミズーリ州立大学 JAAC奨学金制度 パスウェイプログラム
サウスイースト・ミズーリ州立大学 給付型奨学金制度
(JAAC日米学術センター共同プログラム)
本奨学金制度は、サウスイースト・ミズーリ州立大学が、約40年にわたるJAAC(日米学術センター)との共同指導体制のもと、日本の高校卒業生のために構築した、返済不要の給付型奨学金制度です。
制度概要
アメリカの州立大学では、州内で生まれ育った学生(州内学生)と、留学生を含む州外からの学生(州外学生)とで、授業料のレートが異なります。これらはそれぞれ「In-State Tuition(州内授業料)」「Out-of-State Tuition(州外授業料)」と呼ばれます。
州内学生はその州に税金を納めていることから、授業料が大幅に割安に設定されており、州外学生(留学生含む)はそれに比べて高額となります。
本奨学金制度では、JAACを通じて入学した学生に対して、州内学生と同じ「In-State Tuition」レートを適用します。これにより、通常の留学生が支払う授業料と比較して、大幅な費用軽減が実現します。また、この奨学金は返済義務のない給付型であり、卒業後に返金する必要は一切ありません。

奨学金内容(給付型)
本制度は、本学の学士課程(Undergraduate Programs)の卒業を目的とする学生を対象に、卒業までに総額約29,000ドル以上(約435万円・1ドル=150円換算)の奨学金を給付します。
さらに、学生一人ひとりに対して個別の学業指導・生活支援を提供し、学業不振や中途退学のリスクを最小限に抑えることで、より確実な卒業を目指す包括的な支援プログラムとなっています。
授業料比較(2025年度)
| 学生区分 | 年間授業料 (USD 150) | 日本円換算 (目安) |
|---|---|---|
| 一般留学生レート 州外学生(Out-of-State) | $17,664 | 約265万円 |
| JAAC奨学金レート 州内学生(In-State) | $10,194 | 約153万円 |
- 「In-State Tuition」は、JAAC奨学金適用後に実質的に適用される授業料レートです。
入学基準・奨学金受給条件
学士過程への入学基準
高校3年間の学業平均(GPA)3.0/5.0中 以上英語力(以下のいずれかのテストスコアを提出)
- TOEFL iBT: 61
- IELTS Academic: 5.5
- ITEP: 3.7
- PTE Academic: 45
- Duolingo English Test: 95
- 1年間の総合評定平均が4段階評定において、2.75を下回った場合、翌年度からは奨学金対象外となります。
1学年間の費用見積もり(2学期間)
| 授業料 | $10,194 |
|---|---|
| 寮費 | $8,150(タワーズウエスト寮ダブルルーム) |
| 食費 | $3,560(Meal Plan 120) |
| 合計 | $22,269 |
- 初年度のみ上記費用の他にサウスイースト・ミズーリ州立大学JAAC奨学金制度 出願料、プレースメント費用として$4,900をお支払いいただきます。
サウスイースト・ミズーリ州立大学パスウェイプログラム

本プログラムは、英語力が大学学士課程への直接入学基準に満たない学生でも、大学付属の語学集中講座で英語を学びながら、同時に学士課程の授業を受講できる画期的な制度です。
通常、英語要件を満たしていない場合、学生は大学付属または民間の語学学校(ESLプログラム)で一定期間英語を学習した後に、学士課程に進むのが一般的です。しかし、本プログラムでは、語学学習と並行して学士課程の授業を履修することができ、大学卒業に必要な単位を取得することが可能です。
パスウェイプログラムでは、大学付属の語学集中講座(Intensive English Program)を通じて英語力と自信を高めながら、専攻分野の学習も同時に開始することができます。対象学生には、専門のアドバイジングサービスおよび高度な英語コースが提供され、語学力と大学学士課程における基礎学習を並行して進めることで、アメリカ大学での学位取得に向けた準備を整えることができます。
パスウェイプログラム参加条件:
✔サウスイースト・ミズーリ州立大学(SEMO)の学士課程入学要件を満たしている
✔以下のいずれかの英語要件を満たしている(いずれか一つを選択)
IELTS Academic:5.0
TOEFL iBT:52~60
PTE Academic:40~43
Duolingo English Test:80~90
プログラムスタート時期
8月または1月
授業内容
パスウェイ専任のアドバイザーが、あなたの英語レベルや目標に応じて最適な時間割を作成するお手伝いをします。
多くのパスウェイプログラム参加学生は、初学期に12単位を履修します:
集中英語コース 4科目(8単位)
学士課程の授業 1科目(3単位)
ファーストイヤー・セミナー(学士課程学生の必須授業)1科目(1単位)
パスウェイプログラム受講スケジュール
パターン1
初学期 パスウェイ(集中語学コース2科目、学士課程2科目、FYセミナー)次学期 学士課程 (学士課程授業のみ)
パターン2
初学期 パスウェイ(集中語学コース3科目、学士課程1科目、FY)次学期 パスウェイ(集中講座コース2科目 学士課程2科目
翌学期 学士課程 (学士課程授業のみ)
大学紹介


サウスイースト・ミズーリ州立大学(通称:SEMO)は、1873年の創立以来、150年以上にわたり質の高い教育を提供してきた、ミズーリ州を代表する総合州立大学です。確かな伝統と革新的な教育を両立し、世界中から集まる学生に幅広い学びの機会を提供しています。
教育内容は非常に幅広く、ビジネス、社会科学、STEM、教育、芸術など、200以上の学士課程と40を超える修士課程を提供しています。教授陣の95%が各専門分野の博士号を保有しており、少人数制の授業に重点を置くことで、アメリカのリベラルアーツ教育が掲げる重要な目的の一つである指導者の育成と優秀な人材の輩出に努めています。
また、芸術分野の教育拠点として知られる「River Campus」は、ミズーリ州で唯一、芸術課程専用キャンパスとして設計された施設で、音楽、演劇、ダンス、アートの専門教育と公演活動が行われています。
キャンパスライフも国際色豊かで、数多くのクラブ活動、スポーツ(NCAA Division I)、ボランティア活動、リーダーシッププログラムが用意されており、多様な経験を通じて成長できる環境が整っています。留学生向けには英語集中プログラム(IEP)やアカデミックサポートがあり、異文化環境でも安心して学べる体制が整っています。
サウスイースト・ミズーリ州立大学は、「実践的で質の高い教育」「キャリアにつながる学び」「手頃な学費」「安全で暮らしやすい環境」を兼ね備えた大学として、留学生の進学先として魅力ある大学と言えます。
| 創立 | 1873年 |
|---|---|
| 運営 | 州立 |
| 所在地 | ミズーリ州ケープ・ジラード市 |
| 学生数 | 約10,000人 |
| 教授数 | 491人 |
| 専攻数 | 学士号課程156、修士号課程57 |
| 留学生数 | 約800名(64か国)日本人留学生約50名 |
- 本大学は米国の大学の中で優秀な教育機関に与えられるクリスタ・マコーリフ賞をミズーリ州内の大学では唯一2度受賞しています。
- 米国内の大学ランキングで有名なPrinceton Review誌のBest 290 Business Schools に優秀なビジネススクールとして3年連続で掲載されました。
- AACBS International(国際ビジネス学部協会)より本大学のビジネス学部は世界のビジネス学部トップ10%に認定されています。
注目される専攻分野 Academic Highlights
Business ビジネス
会計学、経営学、マーケティングなど、様々な特定分野から成り立つビジネス専攻は、日本人留学生の間でも最も人気が高いです。世界最高水準のビジネス教育を提供していることを証明するAACSB認定を受けており、SEMOのビジネス系プログラムは世界の上位6%に位置しています。グローバルな舞台で起業や経営を目指す多くの学生に選ばれている、最も人気の高い専攻です。
さらに国際ビジネス専攻は、大手外資系企業への就職や起業を志す留学生からの人気が高い。セメスター留学や1~5週間の語学研修プログラムの機会も豊富にあり、在学中の留学を選択する生徒も多くいます。
Computer Science - Cybersecurity サイバーセキュリティ
SEMOは、ミズーリ州でサイバーセキュリティの学士プログラムを提供した最初の大学です。ハッキングやサイバー攻撃による甚大な損害は、昨今のデジタル社会において、世界の主要な経済的懸念事項の一つであり、これを未然に防ぐことは国家安全保障上の重要任務です。
本プログラムはABET認定を受けており、国家安全保障局(NSA)および国土安全保障省(DHS)から、サイバー防衛教育における国家学術優秀センターとして認定されています。世界14位の実力がある本専攻では、IBMの協力を得て設立したサイバーコマンドセンターにて、リアルなサイバー攻撃への対抗策を学ぶことができます。
日本国内でサイバーセキュリティを学べる大学や研究室はごくわずかで、専門として学ぶことは未だ困難です。圧倒的な就職率の高さとインターンシップの機会の多さを誇る、最先端技術を学べる専攻です。
Biomedical Sciences 生物医学
アメリカの医師や医学研究を志す生徒にとって最適の専攻です。ウイルス学、免疫学、病原細菌学などから細かい専攻分野を選択することができ、医学部大学院への進学や研究職への就職等を徹底的にサポートします。
また、留学生がアメリカの医学部大学院に入学することは非常に困難ですが、SEMOのBiomedical SciencesでPre-medical(医学部準備課程)プログラムを受講し、3.4以上のGPAを保持する生徒は、グレナダのセント・ジョージズ大学(St. George’s University)医学部への合格が保証されます。セント・ジョージズ大学で4年間学び医師免許を取得することで、留学生であっても、アメリカもしくは他国で医師としてのキャリアを獲得することが可能です。
Music, Theatre & Dance 芸術
SEMOは芸術分野の学びに非常に力を入れており、ミズーリ州内で唯一、芸術学部の独立したキャンパス: River Campusを有しています。元々1838年に設立された聖ヴィンセント神学校だったものを、大学が取得・改修して教育施設として再生させた、歴史価値の高い建造物です。世界中のエリート教育機関の中で初めてヤマハ・エクセレンス・インスティテュートに選ばれ、ヤマハとの連携によって革新的な音楽技術を採用した教育を提供しています。アートデザイン、インテリアデザイン、音楽、マスメディア、演劇は、各業界の国家認定指定機関に認められています。
年間で175以上の劇公演や映画祭、オーケストラなどがキャンパスで公演を行い、生徒たちは本格的な芸術に触れる機会が豊富にあります。本専攻を学ぶ生徒たちの演劇、ダンス、音楽、デザインなどは、毎年数々の賞を受賞する実力派です。
環境
本学は、アメリカ中西部の代表的な都市、ミズーリ州セントルイスから南へ約160キロ、ミシシッピ川沿いに位置する人口約3万5千人の街、ケープ・ジラードにあります。
緑豊かな自然環境に恵まれながらも、周辺地域の中核都市として発展しており、市内にはショッピング施設や文化施設、医療機関などが充実しています。
ケープ・ジラードは歴史の深い街で、その名称は18世紀前半にまでさかのぼります。19世紀半ばには蒸気船の発達に伴い、セントルイスとニューオーリンズを結ぶ港町として栄えました。
現在でもダウンタウン地区には、開拓時代の雰囲気が色濃く残っており、教会や狭い路地、煉瓦造りの建物など、美しい町並みを楽しむことができます。
また、アメリカを代表する作家マーク・トウェインの小説『トム・ソーヤの冒険』の舞台は、ケープ・ジラード近郊がモデルになっていると言われています。

キャンパスライフ
キャンパス内には8棟の学生寮があり、約2,400人の学生がそれらの寮で生活しています。ミシシッピ川を一望できる12階建ての高層学生寮「タワーズ寮」をはじめ、小規模な寮や個室が用意された寮など、学生の予算やライフスタイルに応じて多様な選択肢から選ぶことができます。
各寮の部屋には、電話回線、高速インターネットケーブル、テレビなどの設備が完備されており、ランドリー室、自動販売機、メールサービス、冷蔵庫のレンタル、サービスデスクなども設置されています。これらのサービスにより、学生が安全かつ快適に充実した寮生活を送ることができるよう配慮されています。
アメリカの大学では、学生寮での生活も教育の一環と考えられており、多くの学生が寮で共同生活を送っています。寮ごとのスポーツ大会やパーティー、各フロア単位で企画される様々なアクティビティーを通じて、多くの友人を作りながらキャンパスライフを楽しむとともに、協調性やリーダーシップを養うことも寮生活の大きな目的です。
また、キャンパス内には大規模な図書館をはじめ、カフェテリア、銀行、書店などが入るユニバーシティー・センター、スタジアム、屋内アリーナ、スポーツジム、屋内プール、バスケットボールコートなどの多目的スポーツ施設(リクリエーションセンター)が完備されています。こうした充実した施設環境が、学生の学びと生活を力強くサポートしています。



