カウチャンバレー学区の先生が来日されました
10月19日(日)、カナダ・ブリティッシュコロンビア州カウチャンバレー学区の留学生オフィス副責任者、ケビン・オードネル先生をお招きし、高校留学セミナーを開催しました。

カウチャンバレー学区は、JAACと長年にわたり提携関係を築いており、これまでにも多くの高校生が同学区へ留学してきた実績があります。BC州の州都ビクトリアからバスで約1時間の場所にあり、バンクーバー島の豊かな自然に囲まれた地域です。
当日は、ケビン先生より高校留学を通して成長する生徒たちの様子や、留学の意義についてお話しいただくとともに、カウチャンバレー学区の魅力をご紹介いただきました。
また、昨年度同学区に留学した川畑さんにもご参加いただき、現地での留学生活について体験談をお話しいただきました。
ケビン先生のプレゼンテーションの様子をご紹介します。
30年以上にわたり高校留学の受け入れに携わってこられたケビン・オードネル先生より、カナダ・ブリティッシュコロンビア州カウチャンバレー学区についてご紹介いただきました。
ケビン先生は、これまで数多くの留学生の成長を見届けてこられ、留学を通して生徒たちは英語力の向上に加え、異文化理解や自立心、問題解決力を養い、人間的にも大きく成長しているとお話しくださいました。
実際の例として、「さくらこさん(現地では“チェリー”と呼ばれていたそうです)」の体験が紹介されました。彼女はカナダ人の友人やホストファミリーとの交流を通じて英語力を伸ばし、吹奏楽部での活動を楽しみながら、日本文化を紹介する機会も多く得ることができました。
カウチャンバレー学区は、バンクーバー島に位置する温暖で自然豊かな地域です。「カウチャン」という名前は、先住民の言葉で「温かい土地」を意味し、フレンドリーで穏やかなコミュニティが特徴です。

学区内には特色ある2つの高校があります。
クワッツェン・セカンダリースクールは、最新の設備を備えた新設校で、理科実験室や体育館などを完備し、スポーツやIT教育にも力を入れています。

フランシス・ケルシー・セカンダリースクールは、ロボティクス、音楽制作、サッカー、乗馬など幅広い選択科目が用意されており、生徒が自分の興味や関心に合わせて学ぶことができます。

カナダの高校では、午前9時から午後3時15分まで授業が行われ、前期・後期それぞれで4科目、年間8科目を履修します。講義だけでなく、プレゼンテーションやプロジェクトなどを通じて、実践的に学ぶことが特徴です。
ホームステイ先の約98%はカナダ人家庭であり、生徒たちは日常生活を通じて現地の文化や習慣を学ぶことができます。また、カウチャンバレー学区の留学生オフィスでは月に2回、小旅行を企画しており、バンクーバーやビクトリアへの観光、スキー、サーフィン、洞窟探検など、多彩なアクティビティを体験することができます。
さらに、昨年度10か月間留学した川畑さんの事例も紹介されました。彼女は調理の授業でカナダ料理や日本食を紹介しながら、英語力と自信を大きく伸ばしました。留学前は人前で話すことが苦手でしたが、今では積極的に発言できるようになったと発表してくれました。
最後にケビン先生から、「カウチャンバレーでの留学は、英語力の向上だけでなく、新しい文化や人々との出会いを通して、自分自身を成長させる貴重な機会になる」とのメッセージをいただきました。
今回ケビン先生からは、カウチャンバレー学区の魅力だけではなく、留学を経験し生徒たちがどのように成長していったのかについて、大変詳しくお話ししてくださいました。
当日ご参加いただいた生徒保護者の皆様からは、説明後にたくさんのご質問をいただき、授業内容や余暇の過ごし方などのご質問にも、ケビン先生は細かくお答えくださいました。きっと多くの皆さんがカウチャンバレー学区に魅力を感じる機会となったことと思います。
魅力あふれるカウチャンバレー学区へのご留学をご検討される場合は、お気軽に説明会や個別カウンセリングにご参加くださいませ。
